アパート建築Q&A

建築業者とのつきあい方

建築業者とのつきあい方

建築会社は、あなたのアパート経営の土台となる建物を建築します。
アパート経営上、最も大きなお金を支払う先になりますし、「やりなおし」 が効かないため、一度発注を決めてしまったら、建築途中で変更することができません。

「こんなはずではなかった!」と後悔してしまうことのないよう、良いおつき合いをしていきたいですね。

ポイント 1 事業主として最低限の勉強をしておく

アパートの建築の施主は、土地と建物を資本金として会社を経営する社長です。
社長がご自身の事業について、何の知識もないなんてあり得ませんよね。

例えば「建築費をなるべく安くしたい」とう目的があっても、どのように安くしたら良いのかについて全く知識がなかったら、してはいけない部分のコストカットに繋がってしまう危険もあります。

建築図面や収支計画を見ながら、建築会社の方とふつうに話ができる程度には勉強をしておきましょう。

ポイント 2 自分の考えやビジョンをしっかり伝える

例えば

  • 「アパート経営なんて簡単です。」
  • 「施主のあなたは何もしなくて結構です。建築費を払っていただければ、 当社がお勧めするアパートをちゃんと建てますので、完成したら毎月通帳を眺めていてください」

なんて話をする建築会社って、信用できませんよね。

でも実際には、こういう建築会社はたくさんあります。このような会社には、ビジョンや意見のない施主さんが集まります。ご自身のビジョンがなければ、建築会社の用意した業者向けのビジョンに従うしかありません。

逆に、あなたがアパート建築・経営についてしっかりとした考えを持っていれば、施主さんを食い物にしようとするような業者は寄って来ません。
あなたの意見をしっかり聞いて理解し、応援してくれる良い建築会社がきっと見つかることでしょう。