アパート建築Q&A

リフォーム業者とのつきあい方

リフォーム業者とのつきあい方

リフォーム業者との付き合い方 建築会社とのお付き合いは、基本的には建物が完成して施主さんへ 引き渡されれば終了します。

それとは対照的に、リフォームはアパート経営を続ける限り、何度も発生するものですので、業者とも「継続的なよい関係」を構築する必要があります。
よいリフォーム業者を見つけるのと同じくらい、見つけたリフォーム業者と良い関係を維持することも大切です。

ポイント 1 パートナーとして対等に付き合う

あなたがリフォーム業者を選ぶのと同じく、リフォーム業者も施主さんを選んでいます。
受注が立て込んでいる時に、あなたのアパートを優先的にリフォームしてくれるかどうか、ほとんど収益にならない細かいリフォームを受けてくれるかはリフォーム業者の自由です。

「金を払うんだから、言うとおりにしろ!」
「リフォーム業者はおまえのところだけじゃないんだ!」

なんて態度が出てしまうと、間違いなく嫌われます。
リフォーム業者は、あなたの大切なアパートの価値を上げてくれる大切なパートナーです。
心からそう認識するだけで、あなたのリフォーム業者との関係は格段に良くなるでしょう。

ポイント 2 会社ごとの長所を知り、複数の業者と付き合う

一口にリフォーム業者といっても、得意分野はさまざまです。

ある会社は「フローリングの一部補修とコンセントカバーの取り替えのみ」 という細かい作業も喜んでやってくれるでしょう。

別の会社はそこまでの機動力がなくても、「3部屋まとめてクロスの張り替え」というような大がかりなリフォームでは、驚くほど素早く、安い料金で施工してくれるかもしれません。

「なんでもできます」
「いつでもできます」

という大手のリフォーム業者は 発注する側としては便利ですが、料金的には高いことが多いようです。賢い大家さんとしては、それぞれの特徴を知り、分野ごとに発注を分けるようにしてください。
リフォーム業者からも「得意な分野ばかりを発注してくれる」ということで、次第に良い大家さんとして認識されます。