人口動態や周辺の空室率・家賃相場などのマーケティング的な調査ができたら、
「どのようなアパートを建築したら、もっとも○○○なのか」
を予測します。
この○○○は、あなたがアパートを建築する上で重要視する部分。
いわばアパート建築の目的になるものです。
ということになります。
場所によって大きく異なりますが、一般的には間取りが狭いワンルームや1Kのアパートは、敷地面積あたりの収益が大きいので、場所さえよければ大きなキャッシュを生みます。
ただし競合物件も多く、学生や単身者が中心なので、入退去が激しく 経営が安定しにくいという側面もあります。
逆に、2DK以上のファミリータイプでは入居ターゲットが広く、一旦入居が決まると比較的長期に渡って住み続けてくれる場合が多いのが特長です。
そのほか、駐車場を多く確保した方がよいのか、ペット可物件にした方が良いのか、一般的な可も不可もない外観にするべきか、差別化を第一に考えたデザイナーズ風の建物が良いのかも、調査と感性で判断するべきところです。
いろいろなアパートを想像して、アパートが満室になっている状態をリアルに想像できるかどうか。観念的なんですが、非常に重要な部分です。
あなたのアパートが高稼働を続け、建築の目的が達せされている状態をカラー映像でイメージできたら、そのプランで発注しましょう。
もちろん、建築会社の出してきた数字の検討は必須です。