土地があるから、とりあえずアパートを建築した。
それだけでは、失敗することもあります。
例えば…
■田んぼの中にポツンと建つアパート
たまに見かけますが、オススメできないケースがほとんどです。
快速の止まる便利な駅、駅からマンションまでの間で日常の買い物ができる、駐車場が確保されている、などの条件が整わなければ、入居は難しいと思います。
■周囲に同じようなアパートが乱立
同じようなハウスメーカーで建てた、同じようなアパートが並んでいるエリア。
アパートの供給以上に需要があればいいのですが、そういうケースは少ないのが現実です。
ほかのアパートと差別化ができなければ、入居してもらえるかどうか…。
■同じアパート内に、さまざまな間取り
単身者もファミリー層も取り込みたい!という気持ちはわかります。
しかし、毎日の生活音、ゴミの出し方、共用スペースの使い方など、価値観が違うとトラブルの元になりかねません。
■迷惑な住人がいる
迷惑な住人がいても、借りている人の権利が強いため、なかなか退去してもらえません。
できれば、期間を決めて再更新できる定期借家(再更新型)がおすすめです。
アパートを建てれば、自動的に借り手がつくわけではありません。
失敗しないためにも、しっかり調べて判断しましょう。