建築の選び方 建築業者を選ぶポイントは3つあります。
建築業者は大手のハウスメーカーを除けば、得意な分野とそうでない分野があるのが普通です。木造3階建てに強い業者もあれば、重要鉄骨を安く建てるノウハウに優れた業者もあります。
抜群の耐火・耐震性能を売りにする業者もありますし、狭い敷地でもなるべく多くの戸数を建てられる業者もあります。
もちろん、どの建築方式にも善し悪しがあります。
建築業者も、自社の強い分野のプランを提示するものですので、最終的には、施主となるあながた選択しなければいけません。自信をもった選択ができるようになるには、前の項で説明した、調査とイメージが重要です。
また、想定利回りを上げるために、あり得ないような高い想定家賃で収支シミュレーションを作成したり、入居率や礼金、リフォーム想定費など色んな部分で超ポジティブな数値を用いる業者がありますが、こういう業者は信用できません。
数字に疑問があった場合は、素直に聞いてみましょう。
「新築ですから、これくらいの家賃は大丈夫ですよ!」
なんて根拠のない答えが出てくるようではいけません。
「先月新築された○○町のアパートですが、○○円の募集で満室になりました。駅からの距離が近いことを考えると、わずかに間取りが狭いですが、同水準の家賃は確保できると思います」
というような具体的な根拠のある説明ができるようでしたら、
まずは合格点といったところです。
最後に「縁」です。
担当者が同郷だった、なんとなく話が合う、忙しくない時間に電話が掛かってくる、業者を訪問した帰りに十年来の友人とばったり再会した・・・など、あなたを幸せに導いてくれる業者に関することでは、何かといいサインがあるものです。
良縁に従って建築したアパートですから、
きっと良縁を感じた入居者さんが集まって来ますよ♪